今週は、現在NO-MAで開催中の「第12回滋賀県施設合同企画展」前期展示の出展者のお一人の制作現場からのリポートです。通称、ing展と呼ばれるこの展覧会。今年度は初めて特別支援学校2校からの参加がありましたが、そのうちの1校、滋賀県立三雲養護学校に羽賀詢さんを訪ねて行ってきました。
ラジオglowでも特別支援学校に訪れるのは初めてです。
取材に訪れたのは、冬休み直前の終業式。羽賀さん(普段は「詢君」と呼ばれているということで、放送では詢君と呼んでいます)は教室で待っていますとのことで、担任の村尾先生の案内で広い校舎を歩いていると、終業式が行われる体育館脇に差し掛かったところ、羽賀さんは …
一昨日から本展会場で常設ワークショップを開催しています。2月13日(土)開催の「ingスーパーリサイタル!!!」に向けて、お立ち台や装飾品をつくるワークショップで、どなたでも参加していただけます。
リサイタルの内容については、打合せメモが掲示されているので、そこから今の進捗状況をお分かりいただけるかと。イベント内容が決まるまでのリアルな空気を感じられます。たくさんのアイデアが詰まったイベントになるので、来場者の皆さんからもお立ち台への飾り付けをお手伝いいただけたら嬉しいです。
リサイタルのプログラムが決まり次第、情報を更新していきます。また「欲しいものリスト」として、必要な材料提供のお願い …
平成28年度採用、社会福祉法人グロー(GLOW)職員採用試験を行います。ボーダレス・アートミュージアムNO-MAの運営等を担当している企画事業部で障害のある人の芸術作品及び表現活動に関する業務を担当する職員を募集します。
試験に先立ち、採用説明会を滋賀と東京の2会場で行います。
※社会福祉法人グロー(GLOW)は、滋賀県社会福祉事業団とオープンスペースれがーとがひとつになり平成26年4月に誕生しました。
≪採用試験≫
【東京会場】
日時:平成28年2月23日(火)10:00~ (午前:筆記、午後:面接)
場所:一般社団法人 日本精神科看護協会 研修室
東京都 …
19日(土)に細馬宏通さん(滋賀県立大学教授・人間行動学者)の作品鑑賞プログラムを開催し、福祉施設職員や小児病棟の看護師の方、学生など14名の方が参加されました。
前期の16名全員の作品について、全体を観ての第一印象で受けたイメージ、作品の細部を見て気づいたこと、それらがどのような効果を生んでいるかについて作品の新たな解釈を知る1時間でした。
「この作者は絵画をこのように描いているから、もし作者本人が陶作品を展示するなら、こういう展示をしているかもしれない」「(作品の配置は職員が考えたことについて)施設職員と作者の関係性を客観的にみることになり、職員の存在の大きさを感じさせる」など、「 …
今日はとってもいいお天気で、空気は冷たいですが日差しが暖かいです。@近江八幡
今日は本展出展者の小川秋夫さんをご紹介します。
一見すると抽象画のようですが、実は「かお」を描いた作品。
埴輪のような、観る側に色んな考えを早期させるような表情を描いた跡、リズム良く上から全体的に塗り込んでいきます。
その謎(?)へのヒントを明かしてくれる紹介文を読むと、さらに作品の見方が拡がります。
昨日の細馬宏通さんの鑑賞プログラムでも最初に取り上げられ、どの「かお」にも描かれる目、鼻、口は作品のなかで「ものさし」のように次を描き進めるための重要な配置となっているのではないかと解釈されていました …
今日は開館まもなく、富山県から団体のお客様がいらっしゃいました。小矢部市手をつなぐ育成会の第2あけぼの作業所から14名朝7時半出発してそうです。すごくうれしいです。
皆さん作品熱心に見ておられ、質問をされる場面も。
これから造形活動に力を入れていきたいとのことでした。
ご来館いただき、ありがとうございました。
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今日は、先週に引き続き、日常生活支援ネットワーク・コーディネーターの椎名保友さんをゲストにお迎えします。
後編は、椎名さんの学生時代の話からはじまります。椎名さんは大変興味深い経歴をお持ちです。大学では「芸術計画学科」というところに所属されておられたそうです。なんだか面白い名称ですね。何をするところかというと、色々な分野を繋ぐ人を育成する学科だそうです。「繋ぐこと」。もうここから椎名さんの「繋ぐ」人生がはじまっていたのですね。大学の卒業論文では、児童演劇を取材されたそうで、その縁で初めは演劇の仕事をされたそうですが、そこからどうやって福祉に出会っていかれたのでしょうか。ここはラジオをお楽 …
作品展示の仕方も工夫を凝らしている本展。
実際に会場で作品をご覧いただくのが一番ですが、後々も作品を思い出したいという方のために、今年も図録をつくりました。
数年前からB5サイズで一作者1ページで掲載しており、今年はカラフルな表紙でまた新鮮な印象です。
◎フルカラー48ページという過去最大のボリューム
◎美術家(パラモデル)の中野裕介さん、日常編集家のアサダワタルさんによる寄稿文
◎展覧会ができるまでの様子をまとめたアーカイブページ
ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
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今日は、日常生活支援ネットワーク・コーディネーターの椎名保友さんをゲストにお迎えします。椎名さんは、大阪の障害福祉分野で様々な支援の現場に携わりながら、地域づくりや若者の働き方について考える場づくりなど、分野を越境しながら活動されています。
今回は、椎名さんに、いま障害福祉分野に足りていないものや、逆に可能性に溢れているところなどを語っていただくとともに、この分野から生まれるアート活動についてもお伺いしました。
アサダパーソナリティー(左)と椎名保友さん(右)
まずは、椎名さんの肩書に注目しました。「ネットワーク・コーディネーター」という肩書は珍しいと思いますが、いったい …
展覧会が始まって2週目を迎えました。
前期は1月11日(月・祝)までですが、年末年始の長期休館を挟むので、早いうちにお越しいただくことをお勧めします。
明日からの週末にお出かけする先は、ぜひ近江八幡のNO-MAへ。
日曜日は雨のようですが、土曜日はお天気持ちこたえるようです。
寒い時期になりますので、暖かくして旧市街を散策するのも冬を感じられて楽しい時間になりそうです。
写真は蔵に展示された篠原尚央さんの作品です。
8月に実行委員会で作品実見したときに「ここが面白い!」「作品はこんな風に展示したらどうだろう」と話していた時には想像してなかったような、展示空間が拡がって …