ボーダレス・アートミュージアム NO-MA

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ブログ

Jul

06

【毎週木曜に更新“すみばあちゃんの思い出日記”第六話】

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毎週木曜日にお届けするGIRLS展の出展者、仲澄子さんが綴った“すみばあちゃんの思い出日記”。今回は公開が1日遅れ本日となってしまいました。お詫びいたします。

第六話は、夫・数男さんとの結婚式のお話しです。
数男さんの母親の「お正月を二人で迎えさしたい。」の発言に、当時の背景や状況が表れていると思います。
仲さんの思い出日記には、オーラル・ヒストリーのような性格があると改めて思いました。





-----“思い出日記”の文章-----
昭和十六年十二月八日、アメリカの真珠湾をきしゅう攻撃した。
年越しに結婚する事になってたのに、仲のお母さんが、「お正月を二人で …

Jun

28

【毎週木曜に更新“すみばあちゃんの思い出日記”第五話】

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毎週木曜日にお届けするGIRLS展の出展者、仲澄子さんが綴った“すみばあちゃんの思い出日記”。
第五話は、青春時代の淡い思い出です。仲さんの青春は、兵隊さんと文通をだったと言います。
写真を焼いてしまう弟の勝さん。少し切ない気持ちと、やさしい気持ちが両方伝わってきます。



-----“思い出日記”の文章-----
慰問文で文通してた兵隊さんが、一時帰国で逢いにきゃはった。
手紙に「未来の花嫁」と書かはった兵隊さんや。
お父さんがにわ鳥を飼ってたから、つぶして、かしわにしてもてなした。
其の後、戦争がはげしくなってきて、此の兵隊さんの安否は分からずじまいやった。 …

Jun

21

【毎週木曜に更新“すみばあちゃんの思い出日記”第四話】

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毎週木曜日にお届けするGIRLS展の出展者、仲澄子さんが綴った“すみばあちゃんの思い出日記”。
第四話をお届けします。
今回は、仲さんが18歳の時にお友だちからプレゼントされたという、小さな化粧品入れのお話しです。温かな余韻が感じられる一作です。



-----“思い出日記”の文章-----
小さな小さな化粧品入れの物語り
十八才の時にお友達から小さな化粧品入れを戴いた。
大事に大事に使っていたけど、永い永い年月が経って、今は四隅は割れて、セロテープで止めてある。鏡も外れて、セロテープではってある。
中に入れてある物は、ゴム輪、安全ピン、ピン止め、止めるびょう等、小さい物 …

Jun

14

【毎週木曜に更新“すみばあちゃんの思い出日記”第三話】

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毎週木曜日にお届けするGIRLS展の出展者、仲澄子さんが綴った“すみばあちゃんの思い出日記”。
第三話は、弟の勝さんとの思い出の回想です。どこに行くにも澄子さんの後を着いてきたという勝さん。描かれているのは、遠くまで二人で泳いだというふとした一コマ。とある夏の日の些細な瞬間を、澄子さんはずっと覚えていたようです。



-----“思い出日記”の文章-----
・勝のおっちゃんの事。
おっちゃんとすもうをとる時、お母ちゃん(※澄子さんのこと)は、やせて「ガリガリ」やったから、背骨痛いから、「チョットマッテ」ゆうて、敷布団を敷いて取った。金魚の「フン」みたいに、何処へ行くのもつい …

Jun

14

【レポート】「障害者の文化芸術国際交流 2018ジャパン×スウェーデン プロジェクト」

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6月2日(土)から「2018 ジャパン×スウェーデン プロジェクト」が始まりました。
今年は日本とスウェーデンの外交関係樹立150周年にあたります。この記念すべき年に、日本全国から選出された作者8名とスウェーデンのアトリエ・イヌティとメンタルヴォード美術館から選出された作者18名の作品を同時に紹介する「「アール・ブリュット 日本とスウェーデン(ART BRUT‐SVERIGE OCH JAPAN)」展の開催や、障害と芸術に関する国際フォーラム「社会・文化イノベーション対話フォーラム」(6月3日(日)開催)等の、記念プログラムが行われました。ここでは、現在も開催中の展覧会のご案内と今月初旬 …

Jun

07

【毎週木曜に更新“すみばあちゃんの思い出日記”第二話】

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毎週木曜日にお届けするGIRLS展の出展者、仲澄子さんが綴った“すみばあちゃんの思い出日記”。
第二話は、少し過激!?なところもあった仲さんの父、作之助さんとの思い出です。子供時代の仲さんの悩みが可愛いです。



-----“思い出日記”の文章-----
お母ちゃんの髪の毛はうしろで高く、くくってあった。毛の色が異人さんの様に赤かった。それがいやで、いつもシュロぼうきと比べていた。
シュロぼうきの方が黒いんやもん。
お母さんが、葱を食べたら黒なる。ゆわはって、大嫌いな葱を無理して食べた。
お父さんが何処かへ食べに連れて行った時、同じ様に食べに来てやはった紳士が、「僕は、こう …

May

31

【“すみばあちゃんの思い出日記”毎週木曜にアップします。第一話】

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GIRLS展の出展者、仲澄子さんは、90歳の誕生日から、自身の記憶をもとにした“すみばあちゃんの思い出日記”したため始めました。
本日から展覧会が終わるまで、毎週木曜日に一作ずつアップしていていきますので、どうぞお楽しみに。
第一話は、仲さん自身の出生について綴った思い作品です。



-----“思い出日記”の文章-----
今日は、お婆ちゃんの誕生日よ。
大正五年八月十六日生れ、九十三才。
無我夢中で暮らしてきたよ。昭和十六年に第二次世界大戦。二十年に終戦。そして、五人の子供の子育て。
よう、お父さんに云われたよ。「澄子は、盆の十六日、地ごくの釜のふたのあく時に生れて来 …

May

06

【ゴールデン・ウィーク連載】GIRLS展の楽しみ方 その5(ポストカード編)

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先日、その3では今展覧会図録をご紹介しましたが、図録に引き続き『GIRLS 毎日を絵にした少女たち』のポストカードをご紹介します!
塔本シスコ、仲澄子、土方ゑい、三人の出展作者の絵をそれぞれ3種類、9枚のポストカードにしました。

   



GIRLS展を鑑賞された後、「来てよかった」「楽しかった」ときらきらした表情でお声をかけていただくことも多く、私たちスタッフも嬉しくて笑顔になります。

シスコ、澄子、ゑい、彼女たちの作品に、年代や性別を問わず楽しんでくださっています。
お気に入りの一枚を見つけて、今展の想い出としてご自分のために、ご家族やお友だちへのお土産に、GI …

May

05

【ゴールデン・ウィーク連載】GIRLS展の楽しみ方 その4(砂漠の女王の入浴シーン)

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仲澄子さんが最後に描かれた絵についてのお話です。
描いたのは99歳のとき。お亡くなりになられる20日ほど前に描かれたのが本作です。



王冠をかぶった女性が笑っている絵です。左端には、「砂漠の女王の入浴シーン(エリザベス女王)」と記されているので、女王様が気持ちよくお風呂に入っている絵であることが分かります。素朴な印象があり、観ていてあたたかな気持ちになる絵です。

仲さんのご家族にお話を聞いて分かったのですが、この絵に描かれている笑顔の女性は、仲さん本人の姿だそうです。
高齢のため一人でお風呂に入ることが困難だった仲さんは、自宅で支援員さんの介添えで入浴をしていました。そし …

May

04

【ゴールデン・ウィーク連載】GIRLS展の楽しみ方 その3(図録編)

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『GIRLS 毎日を絵にした少女たち』の展覧会図録が発売中です!
今回の図録は、表紙も中身もスケッチブックのような装いでとってもガーリー。
1ページ1ページが色とりどりで、手描き感のあふれる素朴で可愛いデザインとなっています。

そんな可愛らしい図録ですが、中身の文章はすべてバイリンガルとなっています。
そして作者の塔本シスコ、仲澄子、土方ゑい、彼女たちの作品が、彼女たちの生い立ちや家族とのエピソードを交えた各特集ページごとにたくさん掲載されています。

展覧会で感じていただいた雰囲気や、彼女たちのきらめきが、いつでも振り返ることのできる…そんな図録となっています。