NO-MAを吹き抜ける風に金木犀の香りが運ばれてくるようになりました。
すっかり秋の陽気ですね。
快走老人録Ⅱ展の見どころの一つをご紹介します。
白井貞夫さんの展示コーナーには箸袋が沢山入ったケースがあります。
こちらは普段、白井さんが箸袋を分類する前に集めておくケースだそうです。
たくさんの箸袋は白井さんが箸袋を集めていることを知っているご近所の方が箸袋をためてポストに入れてくれるのだそうです。
今回はそのケースをNO‐MAに置き、集まった箸袋をご来場のみなさんに持ち帰ってもらえるようにと白井さんからご提案をいただきました。
鑑賞される中で箸袋を手に取りながら「こんな箸 …
NO-MA開館10周年特別企画展「快走老人録Ⅱ-老ヒテマスマス過激ニナル-」の出展者のお一人、白井貞夫さん(82歳・滋賀県近江八幡市在住)。今回は箸袋やタバコのパッケージなど、日常品を何でも集めているコレクター白井さんのご自宅を訪ねました。
白井貞夫さん
取材に訪れた時、コレクションを収納したり、作業をしたりする「趣味の部屋」にいらっしゃいました。蔵を改造したお部屋で、屋根が二重、30cmの土壁ということで、暑かったこの日も快適な空間でした。
NO-MAに出展しているコレクションの一つ、箸袋。今回の展示では、来館者に気に入った箸袋を持ち帰ってもらうコーナーも設置されていま …
アイサとは、アール・ブリュット インフォメーション&サポートセンターの略称です。詳細はこちら→http://info.art-brut.jp/
昨日、高島市のわになろうで研修会「他の事業所の造形活動ってど~なってるの?―美術系大学の学生やボランティアと創るアート活動―」を実施しました。
京都造形芸術大学の名誉教授の水野先生によるワークショップや造形活動を利用者と一緒に楽しみました。
水野先生によるワークショップの風景
午後は、「好きなものをつくろう」と、それぞれが自由に絵を描きました。
その後にわになろうの事業紹介、意見交換が行われ、障害のある人の表現に …
現在開催中の「快走老人録Ⅱ」展に多くのお客様にお越しいただいております。
また、興味を持ってくださった皆様がNO-MAへの道順についてお問い合わせいただくこともあります。
今回は近江八幡市内からNO-MAへの行き方を簡単ではございますがご紹介いたします。
近江八幡駅からバスでお越しの場合、最寄りのバス停は「大杉町八幡ロープウェイ口」となります。
バス停からNO‐MAまでは、仲屋町(すわいちょう)の通りか永原町の通りを歩いておよそ10分で到着します。
バス停から仲屋町(すわいちょう)への入り口は初雪食堂の赤い看板が目印となります、通りをまっすぐ進んでいただくと旧八幡郵便局が左手 …
静岡県沼津市にある老人デーサービス「すまいるほーむ」。先週までのゲスト、六車由実さんが管理者を務めるこの事業所の納涼祭にも、「聞き書き」が活かされています。
思い出の味づくり―
「聞き書き」の中で話される、利用者さんお一人お一人の思い出の味。「すまいるほーむ」納涼祭では、その思い出の味を再現し、みなさんで味わうということをされていました。
今回の思い出の味は、実は昨年の思い出の味と同じメニュー「石井さんの餃子」。石井さんは、現在「すまいるほーむ」をご利用されていませんが、昨年のこの餃子がとても美味しかったということで、他の利用者さんから、今年も「石井さんの餃子」にしようという声が上が …
昨日、滋賀県施設合同企画展の実行委員会を行いました。
実行委員会は夕方18時半から夜分まで、県内各地から実行委員が集い、展覧会に向けて準備を進めています。
(昨日の委員会の様子1)
昨晩は、限られた時間の中で、今展のキャッチコピーや作品タイトルの表記について、じっくり話し合いました。
(昨日の委員会の様子2)
その後、イベント・カタログ・広報・展示の各担当に分かれて、イベント内容やカタログ内容、プレスリリースの文言などについて協議をします。昨晩、展示担当さんは実際に展覧会会場のNO-MAに移動し、展示構成について話し合いました。
(昨日の委員会の様子3)
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「アール・ブリュット作品全国公募」
-創造のカタチ、公募します。-
既成の枠にとらわれない自由でありのままの創造のカタチを全国から公募します。
入選作品は、「アメニティーフォーラム19」(滋賀、2015年2月初旬予定)で開催する美術展、
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA界隈で開催される「アール・ブリュット☆
アート☆日本Vol.2」展(2015年2月下旬~3月予定)のいずれかで展示します。
また、2016年のパリ市立アル・サン・ピエール美術館(フランス)、
2017年のアール・ブリュット・コレクション(スイス)で開催予定の展覧会の
出展候補作品としても位 …
本日と明日は、近江八幡市内にて「八幡堀まつり~街並みと灯り~」が開催されます。
毎年八幡堀近辺はイルミネーションによる幻想的な街並みに変貌します。
NO-MAでもお祭りの間の18:00~21:00まで夜間特別開館として無料でご来場いただけます。
また、NO-MAの周囲を小さな灯りがたくさん灯されて、普段とは違う様子となります。
庭に展示しているカカシたちも夜間の展示ではどんな印象になるのでしょう、とても気になります。
翌日の14日(日)では、今展を企画しましたNO-MAのアートディレクターはたよしこ氏によるギャラリートークも開催します。
詳細はこちら→ 【快走老人録Ⅱ関連イ …
先週に引き続き、民族研究者であり、デイサービス「すまいるほーむ」管理者・生活相談員の六車由実(むぐるまゆみ)さんにお話を伺いました。
六車由実さんとアサダパーソナリティー
ご本人が話さなければ出てこない記憶、それを引き出す「聞き書き」。引き出された記憶に反応し驚いたりすることは、忙しい介護現場の中では、あえてされてこなかったことであり、認知症の人の発言はあまり意味を持たないという認識も多い中、六車さんは驚き、書き留め、発言の奥にある意味を探って来られました。介護現場でも、その日提供したサービスやご本人の様子を記録されてはいるが、「記録はあくまで記録」と六車さん。「聞き書き」はあ …
NO-MA開館10周年特別企画展として開催している「快走老人録Ⅱ-老ヒテマスマス過激ニナル-」は、おかげさまで、多くの取材をいただいています。
今回は、カカシをつくる小西節男さんの作品の取材がありました。
取材では、来館されたお客様にも感想をいただきました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
放映予定日は、9月17日(水)18:10~19:00の「おうみ発610」おうみ探検隊と、
9月22日(月)11:30~12:00の「ぐるっと関西おひるまえ」です。
(写真は、取材の様子)
小西さんとNO-MAの出会いは、去年のある晴れた日のことです。 …